お誘いいただいて,昨日,久しぶりに歌舞伎を見てきました。
八月納涼歌舞伎の第2部,東海道中膝栗毛。
昔,吉右衛門さんと富十郎さんのを見ました。
それなりに面白かったものの,笑いの一周遅れ感がよくも悪くも歌舞伎でした。
モリゾーとキッコロが印象的だった。
今回のコンビは,幸四郎さんと猿之助さん。
はるかに若いコンビで周りも若いので,笑いの周回遅れ感はないけれども,
今回,このコンビで4年目ということでネタが切れてきたのか,楽屋落ちが多い印象。
ただ,カマキリ先生登場は番組のファンとして嬉しかった。
しばらく見ない間に,隼人君,児太郎君,千之助君,鷹之資君がとても上手くなっていて,びっくり。
隼人君のサノジロパロディはうまかった。
それにしても,カマキリ先生こと中車さん,違和感なく歌舞伎になっていて,見事だな,と思いました。
あまり歌舞伎とは縁なく成長されたと思うのに,もともとのセンスと努力の賜物なんでしょうね。
ストーリーと笑いの切れはいまいちだったけど,
明るい舞台で,若手の伸びも実感することができたので,満足感は大きかったです。
見てよかった。
- 投稿タグ
- 歌舞伎